英国式の教育システムは、日本とは大きく異なります。

英国式では、学年をYearと称します。

Year(Y)1は、5歳から6歳。

Y1-Y6が小学生、Y7-Y11が中学、高校前期課程。

Y12-Y13が高校後期課程(日本の高2,高3)で、英国ではカレッジと称しています。

Y11には中学、高校前期課程終了試験である、GCSE試験を受験します。

Y13では、更にGCSE Aレベルの試験があり、GCSE Aレベル試験で3科目以上Aスターの評価を得られれば、英国の優秀大学に進学可能となります。ちなみに、英国の大学は3年制で一般教養課程はなく、バッキンガム大学を除き、全て国立大学です。

英国では、地域によって義務教育期間が異なり、イングランドのみ18歳までが、義務教育となり、Y12,13の期間にAレベル試験を受けない生徒は、専門学校などで2年間を過ごします。

ほとんどの、海外の英国式インターナショナルスクールでは、Y13迄の一貫教育を行っており、Aレベルの取得を課す学校がほとんどです。そのため、Y12で成績が悪く、Aレベル3科目の取得が困難と学校が判断した場合は、退学を余儀なくされることもあります。

日本の大学では多くの場合で、GCSE(Y11期間に受ける、中等教育、前期、中期修了テスト)だけで受験が可能となります。

Y13でのGCSE Aレベル取得は、猛勉強が必要ですので、日本の大学受験では、書類段階での一定の評価を受けることができます。ただし、残念なことに、せっかくのAレベル試験を、受験の際の評価対象としている大学は少ないのが現実です。

英国式の学校制度では、米国式のような、アーリー卒業生度はありません。特に、海外の英国式インターナショナルスクールは、ほんの一部(タイでは1校だけ)を除き、GCSEのみで卒業することはできません。

よって、日本の学齢で大学受験を目指す方は、米国式制度の学校で学び、好成績を収めて、G12の途中で卒業資格を得る、アーリー卒業に向かって学習をされると良いでしょう。

私の教え子では、アーリー卒業で大学受験をする生徒は、約4割です。

英国式学習とリンクする、大学受験に役立つ英語検定は、IELTSです。IELTSは、筆記試験で行われます。

リーディング、リスニング、スピーキングの3セクションで、問題数も決まっており、スピーキングも、人が相手ですので、聞き返すことや、ときには、ケアレスミスを見逃してくれることもあるようです。

IELTSは、カナダ移住の際にも求められる英語レベル評価試験ですので、英国式の教育システムを採用する国や地域ではTOEFLと同等以上の評価を受けることができます。

日本の大学でも、IELTSを外部英語試験の評価として採用しています。

また、試験評価は、0.5ポイント刻みで、点数を切り上げることが特徴です。TOEFLに比べると、高得点獲得は、TOEFLに比べると比較的楽ですので、IELTSで受験可能な大学を目指す受験生は、少なくありません。

指導中の生徒は、英国式、米国式学習に関わらず、TOEFL80点の生徒がIELTS6.5(TOEFL換算85-95点:平均点数)を獲得していますので、IELTSでの高得点を目指すのも、良い方法です。

英国式学習では、予め決まった学習スケジュールによる、授業が行われる場合が多いようです。

米国式学習と同様に教科書は、特に決まっていませんが、学校が独自に教科書として用いる書籍を指定する場合が多いようです。

英国式、米国式学習共に、学校レベルにより、学習レベルは著しく異なります。

よって、学校選びを慎重に行うことと、英国式学習では、日本の学齢では卒業できないことを理解した上での入学が必用となります。

英国式の学習では、学校レベルにより大きな差があることを申し上げました。

米国、英国式学習ともに、優れた学校では、一般的な黒板、ホワイトボードを用いない、ICT教育による直感的な授業を進めています。

また、低学年では、学習器具を用いて、物理的に数学などを理解する教育方法が用いられ、日本でも、英国式インターナショナルスクールやインド系インターナショナルスクールで採用されています。

自宅でも学べるICT教育は、優れた授業が、何処ででも、受けられる条件となります。

BESTでは、ICT教育システムに基づく、直感的な理解、興味を抱くことが出来る授業体系を用いています。

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元海外インターナショナルスクールの先生であった、日本の塾や予備校の先生は、私が知る限りは、おいでになりません。

だからこそ、海外学習の一助となる、お話をさせていただくことは、私の努めだと存じます。