BESTの小論文授業は、必ず、「何か聞きたいことや疑問に思っていることはないですか?」から始まります。

無料アーリーサマースクールでは、それぞれの生徒からの、ランダムな質問にお答えした後に、大正文学の代表的短編小説の読解を行います。

大正文学の代表的作品の多くは、青空文庫に掲載されており、著作権フリーの教材として特に重要な教材として利用をさせていただいています。

大正文学の短編小説を用いるのには理由があります。今の若者は、以前と異なり読みたいコンテンツをいつでもどこでも入手できる環境があることです。

今となっては、あまり面白くない、もっと言えば「直感的」ではない、古い作品「考えなければ理解できない」作品に、手を出さない傾向が強いことも理解が出来ます。しかし、大学が求める学生は、考えることができ、行間を読むことが出来る人です。

大正文学(昭和初期の作家作品を含みます)には、特徴があります。日本の文豪と呼ばれる、芥川龍之介、菊池寛、宮沢賢治など煌星のごとく輝く文学者が多いことです。

では、そのような文豪が何故多く大正時代から昭和初期に活躍したのでしょうか。

明治末期から昭和初期までは、言論の自由が豊かな時代であり、「日本人はこうあるべきだ」との現在に通じる価値観を、小説をマスメディアとして発信をしていた時期であったからです。

例えば、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」、「杜子春」や宮沢賢治の「注文の多い料理店」などは、子供でも理解が出来る小説であり、人は、こうあるべきであると示唆する格言的な作品です。

最近の若者と話をすると「面倒くさいこと」を避ける傾向が強いようです。人は、その面倒くさいことが嫌だから、社会を発展させるのですから当然です。

朗読もAIという時です。わかりにくい表現の、昔の小説を読むなんて、直感的なチュートリアルに囲まれた生活をしている時代に於いて、自分から進んで行う生徒は、少数派です。

でも、直感的ということは、考えずに答えに、たどりつけるということですので、流される人が増えることは否定できません。

だからこそ、少数派である、考えて答えを見つけ具体的な行動が出来る=小論文や面接で論拠に富む内容を、表現できる受験生となれば、合格は目の前です。

でも、それを受講当初から出来る生徒は、現在のところ皆無です。

実際の学習例を、簡単に説明をします。

太宰治の「貨幣」という小説を、受講初期に生徒に読んでいただき、感想や考え方を共有します。その後、入試小論文問題として、五木寛之氏の「貧乏というのも、若いあいだならまだいい(中略)金銭感というものが、まるで確立されていないのである。」と記されている「人生の目的」(著作権の関係で大学名、過去問題内容は割愛します)を過去問題例として学習を行います。

数日間を隔てるだけで、ほとんどの生徒は、貨幣で培った感想や考え方が、その小論文の過去問題を紐解くヒントであったことを忘れています。

そこで、生徒が小論文を書き終えた後に、「貨幣」と大学の過去問題の関連性、共通する考え方、貨幣で培った学習を利用し、発展させると、このような小論文内容まで高めることが出来ると説明をします。

生徒の皆さんは、そこで始めて学習と小論文課題との関連性が理解できます。

人は、物事が上手く進んでいる場合は、反省をしません。つまずいて諭されて、過去から学ぶ必要性を身にしみて感じることが出来るのです。

その際に、学習、勉強は、将来の優れた志望動機理由書、小論文や面接のための予習であるとの説明をします。

実は、学びは将来への予習であって、予習につながる学習が復習なのです。

よって、それらの学習スタイルを反復することで、復習の重要性を理解し、過去の学びを今一度、自己学習で行う学習姿勢の必要性の理解と実践を生徒各自が行えるようになります。

そのため、当初の学習が大事になるのですが、難しい学びを、いきなり始めても生徒の気持ちは、離れるばかりです。そのためには、生徒の興味のある質問から、生徒が気づかないうちに、学ぶべき学習内容に、話題を変化させることが、授業の構築で重要となります。

BESTでの学習は、日本の学習スタイルである復習と、インターナショナルスクールの先生であった塾長が習得している、IB Japaneseや優れたインターナショナルスクールの予習方法を取り入れた、学習方法を採用しています。

一般的には、あらゆる方向から出題される小論文に、教養を応用し展開できるようになるためには、最低1年以上の継続的で丁寧な学びの時間が必用です。

その展開と学習方法が身につくことにより、大学入試に於いて、復習が予習の結果となり素晴らしい未来の扉を開けることが可能となります。

無料アーリーサマースクールでは、これらの学習の全てが理解できる訳ではありません。

ほとんどの生徒の皆さんは、小論文は、作文に毛が生えたようなものだと認識しているようです。

BESTの受講生の皆さんは、私立大学の合格者の50%を占める小論文や面接での入試が有る理由は何であるのか、なぜ、他の科目の学びをしなくとも偏差値の高い大学に合格できるのかを体験的に理解をしています。

更に、優秀大学が、小論文試験や面接だけで、入学できるのかの理由は,小論文試験を課せば、生徒の頭の中身が、全て見えてしまうからだということも、同じく、体験的に理解をしています。

それらの、学習方法を、理解していただくのが、無料アーリーサマースクールを、開催する理由です。

そのBESTでの学びの先には、合格実績にあるとおりの素晴らしい結果が待っています。